なんの前触れもなく突如、目の前に現れた。
気が付いたときには手遅れなくらい目の前に広がり続けていて、ボクの視野を奪いさっていた。
自分自身をコントロールしているつもりになっていたのは、初期の極僅かな期間だけであって瞬く間に制御不能と陥った。
でもそれが全ての失敗だったのかもしれない。
全力で何かにしがみ付いて自らを見失わないように縛り付ければ良かったのかもしれない。
全ては結果論に過ぎないけれど、事態は暴走したボクが引き起こしたトリガーによって加速的に転げ落ちていった。
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