人には何事にも変えられないモノがある。
誰だってそんなものを持っているし、誰だってそんなものを捨てることを余儀なくされる。
その価値が理解できるのは当人しかいないし、周囲の人は驚く程、その価値に興味も抱かなければ、捨てることを強要する。
おそらく多くの人が無意識でそれをやっているのだと思う。
結局のところ偽善者でしかなく、他人事の時は「うんうん。大切だね。」と共感のそぶりをしながら自分が巻き込まれたら「みんな我慢してるんだ。」と切り捨てる。
それに耐えかねた人や捨て切れない人達は、肩を落としながら、それでいて胸を張って去って行く。
ボクはどうだろう?
ボクの何事にも変えられないものって何だろう?
プライド?
理想?
夢?
目標?
家族?
自分?
たぶんどれも正解でどれも不正解。
頭の悪いボクはきっと、その局面にならないと気がつけないだろうし、その時にならないと一つに絞る事が出来ない。
とは言え、最近、ちょっと自分を犠牲にし過ぎてるなぁ?と思い始めた。
これじゃ数年後に自分の手に残っているものは、ボロボロになった雑巾みたいな心だけになりそう・・・。
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